ごあいさつ

平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
弊社は、1952年、ここ漁業の町、宮城県気仙沼の地に丸豊清水商店として創業以来、約65年にわたり水産加工品メーカーとして、多くの方々からのご贔屓、ご愛顧を頂き今日を迎えております。
気仙沼は、世界三大漁場の一つである三陸海岸沖を目の前に控え、港には日々新鮮な海の幸が水揚げされています。私たちは、その中でも日本人の食卓に欠かすことができず、日本人の健康を支えて来たといっても過言ではない、日本人の心とも言うべき青魚を中心に、消費者の皆様に安心して美味しく召し上がって頂ける水産加工品をお届けして参りました。
そんな中、2011年3月11日の東日本大震災では三陸の多くの企業同様に、弊社も例外なく巨大津波の被害を受けました。建物は残りましたが、工場設備は全損しました。
震災後は、数えきれないほどのご支援、援助をたまわり、震災前の業績に戻すべく一歩ずつ事業の再興を目指して来ました。今年5月には区画整理事業の為、再建した工場否応無く移転をしましたが、まだまだ再興半ばの状態です。
ご支援、ご愛顧を頂いたお取引先、消費者の方々には心より感謝し、厚く御礼申し上げると共に、そのご期待に応えるためにも、今後も、お客様の求められる商品を調査研究し、「食の安全・安心・美味しさ・健康」を第一に、より魅力的な商品を提供できますよう研究開発、生産、物流の管理体制をさらに強化していく所存です。
「食の安全・安心・美味しさ・健康」をより多くの消費者の方々にご提供できることが、食の面からより豊かな社会生活の構築に微力ながら貢献できるのではないかとも考えております。
よって、今後もより一層、従業員一同全社一丸となって誠心誠意努力して参る所存ですので、なお一層のご支援、ご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
代表取締役 清水 浩司
従業員一同